--.--.-- --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | |

2008.06.11 09:55

図書館戦争の二次作品
堂上×郁
『僕は君の…』の番外編です。
革命なエピローグ前になります。
捏造物で、本編の流れと少々違っています。
それでも構わなければ、どうぞ。
お目汚しになりますが、楽しんで頂けますよう…。


-------------


月の光が夜道を静かに照らす中、郁は待ち合わせた堂上と一緒に外へ出る。
今夜はコンビニデートだ。
因みに、郁は手塚にビールを奢るためである。
堂上の部屋は既に小牧と手塚が飲み会を開いており、お酒を手渡す事になっている。
少しは自分の買い物もあるが…。
「手塚はまだ怒ってます?」
堂上と手を繋いでウキウキしていた郁が、ふと思い出し落ち込む。
昼間の『騎士=手塚』の件だ。
「ビールでいいと本人が言ったんだろ?大丈夫だ」
堂上が優しく笑う。
郁はその笑みで安心したように赤くなりながらはにかんだ。
そして喉元過ぎたのか、元の調子に戻る。
「柴崎にはミニ雪見だいふくでいいと言われました」
ただの雪見だいふくじゃないところが憎いと笑う。
「新しいお姫様だからな」
「もう!」
からかわれて拗ねる。
「あ、それで柴崎と話してたんですが…」
郁は辺りを見回し、近くに図書隊員がいない事を確認してから口を開いた。
「小牧教官はどうなんだって…」
堂上は驚く。
「お前ら、怖いもの知らずだなぁ」
「いえ、ここだけの話です!」
神妙な表情で小声になる。
堂上は軽く吹き出すと、先を促した。
「で、なんだ?」
予測は第2の王子様だろうと。
小牧の容姿ならば想像が易い。
「毬江ちゃんがお姫様でー」
堂上は彼女の発言に外野も巻き込むのか!と慄いた。
「小牧教官は魔王様です」
「は?」
何かされたのか?なんだその扱いは…。
堂上が驚いていていると、郁はしたり顔で頷く。
「お姫様の愛で、魔王様は正しい心と優しさを手に入れて世界は平和になったのです」
マイワールドに入ったかのように郁は続ける。
「ですがお姫様に何かあれば、魔王様は再びダークに…」
頭を抱える彼氏に郁はおかしかったですか?と聞く。
「お前な…なんで魔王だ」
小牧が知ったら冷笑ものだ。
「え、だって痴漢事件の時の小牧教官、ものすごい表情でしたよ?」
「とりあえず、聞かれないように黙っとけ」
郁はあっけらかんと笑う。
「やだ、冗談です。柴崎とのただの雑談ですって。今度は周りの確認しましたし、大丈夫です!」
堂上は足を止めると、空いた手で郁の頭を撫でた。
「俺は最初、小牧は王子様かと思ったぞ?」
「王子様は堂上教官です!」
とっさに郁は声を上げ、恥ずかしさから頬を染める。
「すみません、嫌…でしたね」
郁の声が小さくなり、俯いて肩まで窄めた。
「まぁな」
そう告げると堂上は辺りを見回し、軽く郁を引き寄せる。
「でもな、今は嬉しいぞ」
郁が驚いて顔を上げると、見計らったように口を塞ぐ。
「俺から言わせてもらうとな、柴崎は魔女で、おまえだけだ」そう言うと歩き出した。
郁はなんだか嬉しくて、真っ赤になる。
そして続きが聞きたくなった。
「私は何なんですか?」
嬉しげに聞く恋人に堂上はらしくないと少し後悔する。
「今度の公休に教えてやる」
「え、ズルい」
「確信犯だろ?一緒に風呂にでも入ってくれたら何度でも」
郁を黙らせてコンビニに急ぐ。
「名残惜しいが急いで行って帰るぞ」
「へ、何でですか?」
柴崎の気持ち次第で小牧に情報が流れないとも限らない。
「虫の知らせだ」
コンビニへ入った瞬間、堂上に緊張が走る。
急いでカゴを掴み、お酒コーナーに向かう郁を追いながら携帯を取り出す。
未読メールありだ。
しかも小牧からで…。
ゴクリと唾を飲むと、確認した。
だが、新たなお酒とつまみの追加だった。
が、かなり高い品名が具体的に書いてある。
「………」
堂上はため息をつきながらスクロールをすると、案の定『魔王より』と記入してあった。

-------------
『僕は君の…』の番外編
小牧教官バージョンになります。
これは拍手コメントで頂きました涼様から、「小牧は?」というお言葉から出来ました。
ですので涼様へ捧げます。
あ、いや捨ててもらっても構いません。

ただ、これを読まれて気分を害されましたらすみません。
※小牧教官はそんな人じゃない!等
急いでページを閉じて忘れていただけますようお願いします。

2008.6.8 改
涼様より柴崎は魔女では?発言に、ああ、そうしようと変更しました。
最初女王様にしていたのは、「史上初女性司令」を目指しているからで、
手塚との事は「女王陛下と騎士」だったら似合うかな?と思ったからでした。
でも「捻くれ魔女と天然実直騎士」はなかなかそそる物が・・・で、変更です。
スポンサーサイト

| (二次)図書館革命 | |


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。